【レビュー】ホテルインディゴ長崎グラバーストリート 客室、朝食、レストラン、アクセス(Indigo Nagasaki)

日本のホテル

2024年12月に開業した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」に行って来ました。国が選定した重要な伝統的建物群保護地区の伝統的建造物に指定されており、赤レンガ造りの外観やアーチ型の窓、白いシャッター、かつて聖堂として使われた場所など、歴史的、文化的にユニークな建造物を保存・復元・活用することで、ホテルとして生まれ変わりました。今回実際一泊して感じた客室、レストラン、朝食情報などを紹介します。

博多駅から長崎駅へ

博多駅から特急リレーかもめと武雄温泉駅で西九州新幹線かもめ号に乗って長崎へ向かいます。博多駅から長崎駅までは1時間30分かかります。

特急リレーかもめの車内の様子

博多駅から特急リレーかもめに乗って武雄温泉駅に向かいます。久々の日本での電車の旅でした。

武雄温泉駅の特急列車と新幹線

武雄温泉駅に到着。ここから西九州新幹線かもめに乗ります。同じホームからの乗り換えなのでスムーズに乗り換えができます。乗ってからすぐ出発します。

新幹線かもめカッコいいですね。ヘッドライトにKAMOMEの文字がまるで眉毛のような感じがします。

新幹線かもめは2x2列。結構広々として乗り心地も良いです。新幹線で約40分走って長崎駅に向かいます。

長崎駅からホテルまで

インディゴ長崎まではタクシーをお勧めします。バスや路面電車では少し不便です。ホテルが坂道を登ったところにあるので行きはタクシーが良いです。

長崎駅からホテルまではタクシーで役10分かかります。

ホテルインディゴ長崎グラバーストリート

タクシーで10分走ってホテルに到着しました。車がホテル中まで入れるのでホテル建物に着くとホテルのスタッフが迎えてくれます。

ホテルインディゴ長崎入り口

ホテル概要

森トラストとIHGホテルズグループと組んで、ホテルとして生まれ変わりました。

基本情報内容
住所〒850-0931 長崎県長崎市南山手町12-17
TEL0958959510
交通アクセス長崎空港から高速特急バスで約40分、バス停「新地中華街」で下車、ホテルまでタクシーで約5分 / 長崎駅からタクシーで約8分
駐車場1泊あたり2,200円(税込)予めホテルまでお問い合わせ必要!
チェックイン15:00
チェックアウト11:00
総部屋数66室
館内設備レストラン スポーツジム クリーニングサービス ルームサービス 宅配便 駐車場あり

どうでしょうか、入り口からとても素敵です。

まるでヨーロッパに来たような感じもします。インディゴ長崎は1898年に建てられた旧マロア園の建物を改修してホテルに生まれ変わった歴史のある建築物です。

1898年にフランス人修道士の設計で建築されました。3階建ての本館に聖堂が付属した構造で、赤れんが造りの壁や屋根、聖堂を補強した上で保存、復元しました。柱や床などの木造部分を撤去し、コンクリートの鉄骨造に改修し、屋根も一部を復元しながら再利用しました。聖堂部分は窓のアーチ型のステンドグラスなどを残し、レストランに。客室はスタンダードやスイートなどの10タイプ計66室で少し規模は小規模のホテルとなります。

レセプション

午後3時チェックインでピッタリ3時に到着してチェックインを済ませました。スタッフの方々皆さんとても親切です。

本館客室と北館に向かう途中にあるラウンジ空間です。ユニークなデザインの椅子とレンガの壁が印象的です。

客室(北館) スタンダードツイン

北館のスタンダードツインルームを予約しました。北館はホテル開業に合わせて新しく新設された棟となります。

お部屋どうでしょうか?和華蘭をコンセプトした和華蘭の要素が感じられる客室デザインとなっています。

開業記念プランで予約してもらったハンカチ。

卓上照明が印象的です。和と華を感じられるデザインですね。別途後ろの立壁もデザインが素敵です。

ベッドの横には照明コントロールスイッチやUSB-C, Bタイプを対応する差し込み口があります。ブルートゥーススピーカーもありました。

ミニバー

ミニバーも充実しています。お茶とネスプレッソを除いて有料となっています。ミニバーに価格が書いてある紙があるので参考ください。

浴室も大理石の壁で高級感のあるデザインとなっています。

シャワールームではなくちゃんと浴槽タイプとなっています。

シャンプ、ボディウォッシュアメニティはBiologyというブランドです。調べたらオーストラリアブランドのようです。生産は中国と書いてありました。香りよくいい感じでした。

ヘアードライヤーはRafa製のもので風も強く結構良い製品だと分かるものでした、

そのほか、室内着(上下別)、金庫、アイロンなどがあります。室内着は着心地の良い素材でした。

カーテンを開けると長崎港が見えます。工事現場のようですが、工事現場ではなく船修理関連しせつのようでした。

右側には長崎駅方面です。ホテル周辺は住宅地ですね。

ホテル管内、フィットネスジム

北館と本館を繋ぐ道です。本館にジム、レストラン、休憩ラウンジがあります。

庭はこのような感じ、ヨーロッパに来たような感じですね。本当に美しい建物です。

いつも思うのですが、日本は昔の建物や伝統をしっかり保存して管理しているイメージがあります。とても素敵だと個人的に思っています。写真に見える窓は全て客室の窓となっています。

フットネスジムは広くはないですが、ホテル規模に合う広さですね。上の写真に見えるのがすべてです。

少し周辺散歩に出かけました。ホテル周辺は住宅街で、買い物や、遊べる場所があまりないです。グラバー園が徒歩圏にあるのが唯一の観光スポットでしょうか。歩いて10分くらいで行けます。

長崎の坂道には猫たちをよく見かけます。

グラバー園の上の方の入り口まで来ました。ちなみにコンビニも近くにはなく10分くらい歩かないと行けません。

レストラン

昔聖堂で使われた場所をレストランとして生まれ変わりました。入った瞬間聖堂の中に入って来たようなとても素敵な空間でした。

ディナー

開業記念プランDiscover Nagasakで予約すると3000円分のホテルクレジットをもらえるので、チェックアウト前に使わないと行けなく予定になかったディナーを利用してみました。

天井も10m以上で本当に素敵です。

この日はオープンして間もない平日でしたが、宿泊客が少なくレストランには母と私しかいませんでした。コース料理もありましたが、単品で注文

ディナー単品メニュ

白いブイヤベース(7000円)、きのこのソテー(2000円)を頼みました。レストランのスタッフはとても新設で高級レストランならではの接客を見せてくれました。

ブイヤベースの写真はないですが、正直、ディナー単品はあまりお勧めしません。単品よりはコース料理が良いかもです。味は美味しかったですが、個人的にはメニューの価格が高い印象でした。メニューの価格に+13%サービス料も加算されます。結局後にコンビニ行っておにぎろとか買って来ました。

朝食

朝食は前日のチェツクイン時に朝食利用の希望時間と和食、洋食から選びました。おそらくレストランがあまり広くないので、時間帯を設けて運営するようでした。メニューは和食、洋食両方頼みました。

朝だと聖堂のカラフルな窓ガラスから光が差し込んで素敵な姿を見せてくれます。

サラダ、果物、飲み物など簡単なメニューはセミビュッフェ形式です。

洋食メニュー

洋食はエッグスクランブル、目玉焼き、選択肢が三つありましたが、スクランブルを選びました。パン、ジャム、バターも提供されます。味は普通に美味しかったです。朝食にはちょうど良い量かと思います。

和食メニュー

和食を選ぶとこのようにボックスに入れて提供されます。魚、長崎県さんおばんざい、味噌汁、白ごはんで構成されています。いっぱい食べる人には少し量が少ないかもですね。

まとめ

インディゴ長崎宿泊料金確認

良かった点

ホテルインディゴ長崎グラバーストリートいかがでしたか?100年以上の歴史のある素敵な建築物で一泊できるのはとても素敵な経験だと思います。特に、建築好きな人には最適なホテルではないでしょうか。

いまいち点

いまいちな点もあります。ホテルの場所ですね。ヒルトン長崎や、長崎マリオットは長崎駅にあり交通の利便性や買い物するにも最適な場所ですが、インディゴ長崎は周辺にグラバー園しかないです。コンビニ行くにも、バスや電車を乗るにも不便な場所です。ホテル付帯施設もヒルトンは大浴場やエグゼクティブラウンジがあ離ますが、インディゴ長崎にはジムしかありません。

場所の弱点はありますが、ホテル自体はとても素敵なホテルなのでぜひ一度経験してみてはいかがでしょうか。

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